便の形や色の状態を確認する

下痢とは、健康時の便に比べると、非常にゆるいゲル状もしくは液体状の便のことをいいます。

便の水分が異常に増え、液体またはそれに近い状態を「下痢便」といい、通常より少し軟らかい状態を「軟便」といいます。

下痢が続くということは、日常生活を送る上で支障をきたします。この状態を繰り返し、腹部の不快感や腹痛を伴う状態を「下痢症」といいます。

下痢や軟便といっても、その状態や症状はさまざまです。ポイントとしては、便の色や状態を観察して、血便がないことを確認しましょう。

原因と症状によって、対処法が異なるので、原因がわからない場合には、症状をよくチェックしましょう。

日常的に起こりがちな冷えやストレス、食あたり、水あたり、消化不良の場合には、便の色はいつもと同じで、液状またはペースト状となります。その場合には、市販の下痢止め薬を服用するとよいでしょう。

便に血が混じっている場合には、ほとんどが大腸の病気による出血です。大腸の炎症や潰瘍による疾患の可能性があります。そのほか血が混じるのは、痔が原因の場合や赤痢、o-157などの感染による食中毒の疑いがあります。

血便の場合には、医療機関での受診が必要です。血便+発熱がある場合には、さらに重篤な食中毒による下痢の可能性がありますので、医療機関で受診してください。

また前述したように一般的な下痢でも、市販の薬を4日~5日服用しても改善しない場合には、器質的な疾患の可能性があるので、医療機関で診察を受けましょう。